お笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤さんが、うつ病のため約2か月間、休養すると複数のメディアが2日に報じました。
うつ病を発症する原因には精神的や身体的なストレスが重なることにより、脳が正常に機能しなくなる状態が生じていると考えられています。名倉さんの場合、「頸椎椎間板ヘルニアの手術を受けたことによる”手術の侵襲”が原因」との所属事務所発表があったとのことです。
うつ病は誰にでもおこりうるもので、厚生労働省が運営するサイト「みんなのメンタルヘルス」によれば、日本では100人のうち3~7人の割合でうつ病の経験があるという研究報告もあるそうです。
うつ病への理解が進みつつある現代は、以前と比較すると「私はうつ病です」と言えるようになったとはいえ、なかなか勇気を持って言えないものです。
うつ病の典型的な症状のひとつに、物事を否定的にとらえてしまうことがあります。さらに自分を無力と考えて自傷行為や自殺念願を伴う人もいるといわれています。
特に発症しやすい人のタイプは几帳面、気配り、まじめ、責任感が強いなどと言われています。
夏の暑い季節は寝不足になったり、食べ物を美味しく感じられなくなったり、食欲が減退するなど、天候のストレスも加わって自律神経を乱しやすくなってしまいます。「あれっ? おかしいな」「何か、すべてが嫌な気分」などと感じる日が続くようでしたら、無理をせずに早めに医療機関を受診することをおすすめします。
鍼灸やマッサージも自律神経の乱れやストレス解消には効果が期待されていることで知られています。心療内科などの受診に抵抗感があるようでしたら、鍼灸やマッサージでカウンセリングと施術を受けてみるのもいいかもしれません。
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