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新型コロナ、どうした日本の政治家

 感染力が強いとみられる新型コロナの変異腫が欧州で発見されました。すでに一部の国で認可されているワクチンが有効であろうという見解や、重症化リスクとの関係性については明らかになっていないという発表が、せめても救いに聞こえます。

 

 日本は連日のように「過去最多」の感染者数が伝えられています。そんな中で、政府や政治家ら自らが集団で会食を共にしているという報道を耳にすると、憤りすら感じます。世界に目を向けても、こんな国はないのではないでしょうか?

 

 総理自らが「挨拶」という名目で、連日のように会食会場へ足を運ぶどころか、「はしご」までしている。ありえませんね。

 

 愛知県西尾市の議員が、アルコールとコンパニオンをともなう、「反省会」という名目の会合。ありえませんね。

 

 東京都医師会は昨日、緊急の記者会見を開いて「真剣勝負の3週間」と訴えました。でも、こういった発信は政府や政治家がすべきです。それにもかかわらず、彼ら自身が模範になる行動をしていないから、発信したとしても説得力に欠きます。

 

 ある有識者は「新型コロナウイルスを広めているのは人間です」と言っていました。どうやら、国を引っ張る政治家のしかも代表や上層部が、それを理解されておられないのではないでしょうか。

 

 政治家というのは、まさにこう言った危機的状況に態度で示して舵取りをすべきです。