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新型コロナの後遺症、相次ぐ報告

 新型コロナウイルス(COVIT-19)感染者の拡大とともに、後遺症の症例も数多く報告されはじめています。

 

 基礎疾患を持つ高齢者の重症化リスクを警戒するとともに、高齢者と比較して重症化しにくいと言われる健康な若者に対する注意喚起としても必要でしょう。

 

 昨日の朝の情報番組「モーニングショー(テレビ朝日系列で月~金に放送)」の伝え方が非常に分かりやすくまとめられていたので、ご覧になった人もいるでしょうが一部を紹介します。

 

 「和歌山県のコロナ感染者退院後、9月14日時点で退位後2週間以上経過した163人」が対象になった調査報告でしたが、パネルに表示された症例には「頭痛・記憶障害・集中力低下・筋力低下・しびれ・嗅覚以上・味覚異常・呼吸苦・倦怠感」などがあり、6月末退院した51人中2か月後も「後遺症あり」と訴えた人の割合は51%におよび、抜け毛や胸痛を訴える人がいたそうです。

 

 また、無症状・軽症者の後遺症として「倦怠感・気分の落ち込み・思考力の低下・肩の痛み・不眠症・脱毛」があげられていました。

 

 「感染しても何とかなる」などと軽く考える人はさすがに少ないでしょうが、いつまで続くか分からない後遺症やいつ発症するか分からない後遺症も念頭にいれると、「感染しない、感染させない」がいかに大切かおわかりいただけるでしょう。