世界中で再び拡大している新型コロナウイルス(COVIT-19)の感染状況だが、一部の国では「ワクチン接種が始まった」というニュースも入ってきています。
日本では過去最多の感染者数を出している地域も増え始め、未だに収束のめどが立っていないどころか、一部の地域ではGo To トラベルやGo To イートの中断やアルコールを提供する一部業態への営業時間短縮要請が出されるなど、半年前の「緊急事態宣言」が発動される直前の空気感すら漂っています。
飲食店をはじめ、接客(対面)をともなう業態では、感染症予防対策をとるのは当然になっているものの、一時期よりも「ゆるみ」が感じられます。
たとえば飲食店におけるテーブル配置も、表向きは間隔開けていますが、混み合っている時間帯だけ空けていたはずのテーブルを使用するお店もありました。また、待合スペースにおいても、ベンチに「×印」が付けられて座れないようにしても、立っている人で「密」になっているといった光景も見られます。
神経質になりすぎるのも良くありませんが、「感染拡大中」に限ってはお店とお客さんの双方が気に留めた方が無難ではないでしょうか。
気温が下がり、体調を崩す人も増えています。医療機関や鍼・マッサージ、リラクゼーション施設を利用して体調管理を心がける人もいるでしょうが、そういった施設こそ感染予防対策をしっかりすべきでしょう。
ポイントは周知のことではありますが、
①スタッフおよびお客さん(患者さん)の検温
②アルコール手指消毒
③人が密集していないか(特に待合いスペース)
④換気をしているか(空気がよどまないようにしているか)
⑤湿度調整をしているか
⑥対面での飛沫対策(マスク、フェイスガード、ボードなど)
⑦肌が直接触れる部分の対策(グローブ着用、帽子着用、施術着やリネンの消毒や交換、ドアノブの消毒など)
ホームページなどで施設の対策を事前にチェックするといいでしょう。
※リライト(2020/12/10)