「アルコール消毒液」がドラッグストアの店頭に並ぶ光景が見られるようになるとともに、一部の商品は価格も下がり始めたようすです。コロナ禍において、アルコール消毒液の品薄状態と価格高騰のピークは越えた印象も受けます。
価格が下がってきた商品は、エタノール濃度が明記されていないものが多く、概ね70.0%以上と記載されている商品は相変わらず少なく、価格も未だに高止まりしているような印象です。
一時期は「アルコール含む」という表記だけで飛ぶように売れていた除菌・消毒液ですが、特に新型コロナウイルス対策を考えた場合、「濃度」が重要だということが消費者にも認知されてきたためにそういった「価格差」「売れ残り」といった現象が起きているのかもしれません。
特に筆者らマッサージ師、鍼師らにとって消毒液は、新型コロナウイルスの流行にかぎらず、常に不可欠なものだけに現在の価格高騰は困ったものです。
とはいえ、一時の異常なまでの品薄状態からは抜け出した様子がうかがえるため、ホッとしている治療院も多いのではないでしょうか。
筆者ら治療を生業にしている者は「消毒液なら何でも良い」というわけではないので、特に消毒液の種類や成分・含有量(割合)にはこだわっています。
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