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新型コロナ、感染リスクの再認識

 東京都内の1日の感染者数が7月4日時点で3日連続の100人以上を記録し、「緊急事態宣言の再発出」が話題にあがるようになってきました。

 

 5日の東京都知事選挙で再選を果たした小池東京都知事は、4日の記者会見で「不要不急の他県への移動は自粛するように」と発言していました。

 

 緊急事態宣言の再発出については賛否が分かれています。特にこれから夏の観光シーズンに入ることから、発出されればすでに大打撃を受けている観光業界への経済的なダメージは計り知れません。

 

 一方で、九州地方では熊本県をはじめ、広域で大雨の被害を受けています。避難所はいわゆる「3密」の状態になりうるのですが、熊本県の球麿川氾濫を報じるニュースを見ていたら「河川の氾濫で被る生命の危機のリスクは、新型コロナ感染のそれを上回りかねない」として、アナウンサーが「近隣の方は躊躇せずに、早めの避難をするように」と促していたのを聞いたとき、新型コロナウイルスが命の危険を脅かす原因のひとつになっている感染病であることをあらためて認識させているという印象を抱きました。

 

 新型コロナウイルス(COVIT-19)の新規感染者が主に若者に多かったり、新宿や池袋の「夜の街」と表現される、キャバクラやホストなどが感染源の中心になっているかのように報じられていますが、現在の検査体制で果たしてそういい切ってよいものか疑問です。

 

 いずれにしても手洗い、マスク(できればフェイスガードも)、人が集まる所を避ける、睡眠、食事による栄養補給、笑い、適度な運動。これだけでも感染予防になるのですから、非常事態宣言や外出自粛要請の再発出は経済的だけでなく、心身の健康問題の観点からも避けて欲しいと筆者は願っています。

 

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