"コロナ疲れ"にマッサージ

 新型コロナウイルス(COVIT-19)の感染拡大にともなう緊急事態宣言により、在宅時間が長くなると心身のストレスが溜まる一方です。

 

 ストレスのはけ口が他人への暴力や誹謗中傷になるのはもっての他ですが、残念なことに実際に事件につながっているケースもみられるようです。

 

  とはいえ、”アベノマスク”が未だに届けられていない世帯が多かったり、新型コロナに関する医療相談・診察基準が「発熱で37.5℃以上で4日間」について、国民の誤解などといった一政治家の発言が報じられると、それだけで大きなストレスや憤りを感じるのは、きっと筆者だけではないでしょう。

 

 家にいる時間が長くなると、どうしても運動不足になりがちです。「3密」や「マスク着用」を徹底さえすれば、我慢しすぎずに行きたいところへ行った方が、むしろ健康のために良いと筆者はこれまでにもブログに書いてきました。

 

 しかし、外出自粛の意識が定着し、テレビなどで「外出は罪」といわんばかりの報道をされると、外出そのものに関心が薄れるといった人もいるのではないでしょうか。

 

 ”ストレス学説”というものがあります。これは、医療関係の仕事に従事する人は誰でも一度は学ぶか耳にしたことがあるであろう学説です。簡単に結論をいうと、人体がストレスに対して対抗したり適応しようと、ホルモンの分泌などによる化学的反応によって防御しようとする働きのことです。

 

 ストレスが起因するとされるさまざまな症状や症候には、こういった生体の反応が関わっていると考えられているものもあります。

 

 体を動かしたりマッサージをすることで、疲労感や倦怠感といった感覚にのぼる身体の不調を和らげることができます。そのメカニズムのひとつに血行促進があります。ですから、お風呂に入って体を温めるというのも効果が期待できます。

 

 マッサージは自分自身で軽くさする程度でも効果が期待できますし、たまにはマッサージを受けに行くのもいいでしょう。

 

 マッサージを受けに行くと「待合スペースも含めて密の環境ではないか」と不安を抱く人もいるでしょうが、当院を含めてどこの事業者も換気や消毒を、いつも以上に徹底し、予約制限などを設けて「密」にならないように工夫をしている施設が多いです。

 

 しかし、やはり待合スペースに人が沢山いる施設は、筆者個人としても敬遠する気持ちは理解できます。

 

 当院においては、施術中は待合スペースにすら他の患者さんを入れない「完全貸切」状態で施術を行い、次の予約時間までに15分のインターバルを設けて消毒・除菌を行っています。換気は常に窓を開放し空気清浄機も稼働させているので完璧です。

 

  当院はそもそもマンションの一室でスペースは広くないため、むしろこういった状況では患者さんにも安心していただける、プライベートな環境を提供できるのではないかと考えて営業を行っています。

 

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