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「アベノマスク」、やっぱり小さかった

 「アベノマスク」が当院にも届きました。

 

 サイズが小さいということは承知していたつもりでしたが、これほど小さいとは想像していなかったので実物に驚きました。

 

 「無いよりはあった方が良いのでありがたい」と喜ぶ人がいるとはいえ、今の状況で400億円以上を投じた割にはお粗末すぎではないでしょうか。さらに、異物混入が生じるといったあるまじき事態まで生じています。

 

  「今は批判しあう時ではない」という人がいます。基本的には筆者も同じ考えです。しかし、さすがに「アベノマスク」に対しては、そのクオリティや検品などの製造体制に対して憤りを隠せませんでした。

 

 全国的に感染者数は横ばいの傾向がみられるとはいえ、決して安心できる状況ではないと筆者は捉えています。

 

 「医療崩壊目前」などと言われていますが、埼玉県で52歳の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認された後、受け入れる病床待ちで自宅待機中に死亡したと、複数のメディアが22日に報じました。これは、すでに医療崩壊の事象に含まれる状況ではないでしょうか。

 

 「なるようにしかならない」「なったらなった時」という人もいます。もはや、そんな状況になりつつあるのも事実ですし、症状が現れない感染者が多数いるであろうという調査結果も報告されているので、なおさら誰が感染していても不思議ではありません。

 

 筆者が身内や患者さんに伝えているのは、「やみくもに恐れるのは良くありませんが、あなどっては危険」です。そこで念頭におくべきこととして、以下の3つをアドバイスしています。

 

①ワクチンや治療法が確立されていない

②ウイルスについて解明されていないことが多い(変異や再感染などのリスク)

③医療崩壊が目前(地域によっては、すでに「事実上の崩壊」状態)

 

 「睡眠・栄養・笑い」で免疫力を保ち、マスク着用や手洗いなどの絶対的で最低限の対策をしたうえで、自己責任と他人への配慮のもとに行動すべきでしょう。

 

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