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プラセンタは健康と美に効果的?

 メディアで一時取り上げられることが多かったプラセンタ。今では美容と医療の両面での用途が広く知られるようになりました。

 

 他の美容成分と比較すると「なんとなくネガティブ?」と受け取れるようなネット情報が目に入る印象を持つのは筆者だけでしょうか。

 

 さて、プラセンタは胎児を育てる胎盤が原料で、細胞の活性化に必要な成長因子に富んでいるとされています。

 

 プラセンタ(胎盤)の由来には豚、馬、ヒト、植物ほかさまざまで、厳格な安全管理と検査を受けたものが医療や美容で用いられます。

 

 注射や経口(飲食)や経皮(肌に塗る)などの用法・摂取方法は、目的によってそれらのいずれを原料として用いても良いか決められているそうです。

 

 肌への美容効果としてはターンオーバーの促進、ハリや弾力、他の美肌成分の生成活性化などを紹介されることが多いです。

 

 注射を用いて関節疾患治療や美肌効果を目的に用いられることがあるようですが、効果とリスクについて医師や団体の見解がさまざまで、ネット上でも確認することができます。

 

 興味がある方はチェックしてみるといいでしょう。

  

 美容品は即効性を求めるか、エイジングケアなど中・長期的の観点で取り組みたいかによって成分や用法が異なるものです。

  

 プラセンタはいずれの用法・摂取方法でも医療や美容で有益であるかのような印象がありましたが、特に関節部の治療目的で注射を用いられることがある場合、その効果やリスクに関する情報の中には「ドキッ!」とするものがあったのには驚きました。

 

 プラセンタに限らず巷にあふれる「栄養成分」「美肌成分」には、必ずと言ってよいほどメリットとデメリットが存在するものです。また、個人差があるのも当然です。

 

 そのために「注意書きをよく読んで」と言われるわけです。

 

 ネット情報でも、美容関連企業や個人ブログなどよりも、医療団体や医師が発信する情報をチェックした方がよいでしょう。

 

 某美容関連会社の方から美容鍼との併用を提案されたことがありテストを行った事もありますが、今のところ当院の施術にはプラセンタに限らず美容液などの併用はしていません。

 

 ただ、一部の美容成分(原液)は筆者自身がモデルになってテストをしているので、何かしらの効果が期待出来るようであれば、今後の施術に取り入れるかもしれません。

 

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