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「新型肺炎」日本で初確認

 日本で「新型肺炎(新型コロナウイルスによる肺炎)」の感染者が確認されたと複数のメディアが一斉に報じました。

 

 感染していた人は中国の武漢市から帰国した神奈川県在住の男性とのことです。日本では初で、新型肺炎が確認されてからは43例目ということなので、比較的早いタイミングで日本に渡ってきたことになるのではないでしょうか。

 

 あれだけ警戒されていたにもかかわらず、空港での「水際対策」が奏功しなかった理由としては、日本入国前に熱は出していた感染者が解熱剤を服用していたため、熱検知をすり抜けてしまったのではないかと報じるメディアもありました。

 

 「人・人感染」している可能性も否定できず、これまで聞きなれなかった「濃厚接触」なる言葉が用いられています。

 

 この濃厚接触とやらですが、感染者を看病したり、満員電車などで感染者の近くにいて飛沫を浴びるなどすることも「濃厚」に含まれるそうです。濃厚と非濃厚の具体的な違いがイマイチ分かりにくいのですね。

 

 重症化リスクは、現在のところはSARSやMEARSほどではないと報じるメディアもありますが、何しろ未だ明らかになっていないことがあるので、メディアも医療従事者も無闇に煽るのはもちろん、無責任に安心させるような見解を述べるのは控えていただきたいものです。

 

 まずは最低限の感染予防対策を徹底することが大切です。それは、「うがい、手洗い、マスク着用、栄養摂取、休息」です。決して難しいことではありませんし、むやみ(過剰に)に恐れる必要もなさそうです。

 

 1月24日から中国の春節(旧正月)が始まります。日本でいうまさに「お正月」にあたり、多くの人が移動します。もちろん、中国へ帰国する、あるいは中国から帰国する人も急増します。

 

 まずは自分でできることから自己防衛するしかないでしょう。

 

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