昭和を代表するスターが、また一人この世を去りました。
筆者が俳優・梅宮辰夫さんをはじめて知ったのは映画「仁義なき戦い」でした。
「仁義なき戦い」は日本を代表する映画ですが「BGMは聞いた事があるけれど観たことはない」という人が多いです。
その映画の中での梅宮さんは、恐いけれどかっこよく、男気があって風格がある、まさに男が惚れる男優の一人でした。
「仁義なき戦い」シリーズで印象に残る梅宮辰夫さんのシーンやセリフは数多くありますが、ここでは省略します。
梅宮さんの印象がガラッと変わったのは、テレビ番組「食いしん坊万歳」に出演したり、料理や釣りなどのバラエティ番組にも登場し、エプロン姿などをお披露目するころになった頃です。テレビドラマ「スクールウォーズ」にも出演していたそうですが、あいにく筆者はほとんど見ていませんでした。
生前、一昨年に他界した松方弘樹さんと仲が良かったことは広く知られています。松方さんも「仁義なき戦い」シリーズで欠かせない存在でした。
梅宮さんの死因は慢性腎不全だったとのことですが、若い頃から数回にわたる癌との闘病に打ち勝ってきたことは、その都度マスコミで報じられてきました。それだけになおさら、梅宮さんの訃報はショックが大きかったです。
今日のブログは、「慢性腎不全について」や「東洋医学的な観点」といった、鍼灸治療にかかわる記述をする気にはなれませんでした。「昭和の象徴」を失っていくことに寂しさを感じるようになってきました。
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