脳内ホルモンの作用いろいろ

 「脳内ホルモン」と呼ばれる神経伝達物質にはセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィン、メラトニンのほかにも沢山あり、雑誌やテレビの健康特集などで取り上げられることもあるため、名前だけでも聞いたことがあるという人は少なくないでしょう。

 

 脳内ホルモンの種類や働きは全て解明されているわけではありませんが、心身の状態をコントロールするうえで不可欠であり、特に「心の病」と呼ばれる症状に関わっていると考えられる物質もいくつかあります。 

 

 たとえば、セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれることもあり、気分を前向きにさせてくれることで知られています。ドーパミンは積極性や活動性にはたらくとして紹介されることがあります。

 

 それぞれの分泌を活性化させるための食べ物や生活習慣やマッサージなどによる活性法の「あの手この手」をネット上でも多く見かけます。

 

 ちなみに、うつ病などで処方される薬には、脳内ホルモンの調整に作用するものが含まれることもあります。

 

 人は常に何かしらのストレスを受けているものです。ストレスは仕事や人間関係だけでなく、自然(気圧・気温・太陽光)など外部から受ける刺激も含まれます。

 

 テレビ、雑誌、ネットで見聞きする手法だけで、すべての脳内ホルモンをコントロールできるわけではないとはいえ、何となく気分がスッキリしなかったり欝々として感じの時には、それらの情報を参考にして生活に取り入れてみるのもいいでしょう。

 

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*リライト:2020年4月22日