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身体のメンテナンスにプロ、アマなし!

 ラグビーW杯、世界陸上ドーハ、ワールドカップバレーなど大きな大会が目白押しで、まさにスポーツの秋を感じる日々が続いています。

 

 台風が発生しやすく、統計的には秋雨前線の影響から雨が多い季節とのことですが、天候が安定している印象が強いのは筆者だけでしょうか?

 

 一般の方が参加できるスポーツイベントも多く開催されますし、来年には東京五輪が開催されることもあってか、何となくエキササイズをはじめる人が増えてきている印象をいだきます。

 

 プロアスリートとスポーツ愛好家で異なることに、身体のメンテナンスがあります。

 

 エキササイズやスポーツでも、オーバーワークが原因と考えられる患者さんには「本格的にトレーニングしたわけではないのに」と言う人もいますが、メンテナンスにはプロもアマも関係ありません。

 

 運動をはじめる前の準備体操やストレッチをおろそかにしていないでしょうか? 筋は「伸びるから縮ませられる」と理解するといいでしょう。そして、準備体操は血流を促して体を温める目的と考えると良いでしょう。

 

 次に運動後のクーリングです。運動後にお風呂やサウナへ直行する人も少なくありませんが、スポーツやエキササイズのメニューにもよりますが、運動後は温めるよりもクールダウンさせた方がいい場合が多いです。

 

 ブログで急性炎症の対処について「RICE」を紹介しましたが、腫れたり痛みをともなっていなければそこまでやる必要はありませんが、運動は熱を発するものですし部位によっては炎症に近い症状を起こしていることが推察されるのです。

 

 最後に、鍼やマッサージなどによるコンディショニングです。プロアスリートになると個人あるいはチームが専属のトレーナー契約を結ぶことが少なくありません。しかもそれが、一部のトップ選手に限ったことではないことは意外に知られていません。

 

 さすがに、いつも一緒についてもらったり、ツアーや長期のトレーニングへの同行などでトレーナー契約するとなると、それなりの経済力がある選手に限定されますが。

 

 一般のスポーツ愛好家も、定期的に鍼師やマッサージ師のコンディショニングを受けることをおすすめします。やはり、自分でできるメンテナンスには限界がありますし、医学的な知識が必要な場合が大いにあります。

 

 さらに、医学的な見解と臨床経験の観点で異なることもあります。すなわち、専門的に身体の状態をチェックしてもらうことが、長く安全にエキササイズを継続する秘訣ではないかと考えます。

 

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