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夏の終わりの肌メンテ

 今年の夏もピークを越えたとはいえ、まだまだ暑い日が続くようです。

 

 夏はどんなに日焼け止め対策をしても、外出するだけでそれなりのダメージを受けてしまうものなので、おもいっきり日焼けをした人はもちろん、日焼け止め対策をした人もメンテナンスをしてあげた方が良いでし。

 

 シワやたるみの原因は一つだけではなく、さまざまな要因が重なり合います。ですから、生活環境によっては、紫外線の浴び方次第で、シミやシワ、たるみの表れ方が顔の左右で変わることがあっても不思議ではありません。特に夏の強い日差しによる紫外線の影響を受けた「肌メンテ」に必要なのは保湿とターンオーバーの促進です。

 

 シミの原因が紫外線にあることはよく知られていますが、シワやたるみといった”老化”の原因であるとも考えられています。

 

 これについては、医学や皮膚科学や美容学などで概ね共通した理解になっているようですが、表情筋の拘縮と皮膚の余分(たるみ)といった因果関係を、表情筋が抗重力筋にもかかわらず、弛緩させることでシワを目立たなくさせることができるといったメカニズムを解説する文献などがあるなど・・・詳細は専門書にまかせて、このブログでは省略します。

 

 靭帯の”劣化(主に硬化)”進行を抑えることは肌のメンテナンスに不可欠です。

 

 表情筋や靭帯の位置を図解する書籍などがありますが、「顔面部の筋肉や靭帯が存在する位置は、骨格筋のように明確になっておらず個人差が大きい」と、著名な解剖学書を監修した先生が言っていました。ただ、ほうれい線を見れば分かる通り、概ね似たような位置に存在するのも事実です。

 

 

 テレビを見ながらや入浴中など、表情筋や靭帯をやさしくつまむなどしてマッサージをすることで刺激するだけでも、シワやたるみの進行を抑制する効果が期待できます。さらに、美容鍼など自分では出来ない特殊な刺激はさらなる効果が期待できます。

 

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*2020年8月26日にリライト