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美容鍼、技いろいろ

 美容鍼・美顔鍼・・・呼び方が統一されているわけではないですし、理論や技術も施術者によって違うものです。

 

 技術ひとつとっても、鍼を刺入する際に「鍼管」というものを使用しない技術があります。この技術のメリットにはスピードとお客さんの顔に触れる機会を減らすことができるといったことがあります。

 

 鍼管を使わない技術の場合は、施術者の技術力が如実にあらわれます。本やYoutubeだけで、見よう見マネで施術する人もいますが、それほど簡単ではありません。

 

 鍼管を使用する刺鍼技術は日本で誕生しました。メリットは熟練者ではなくても刺す際の痛みを軽減させられるということがあげられます。美容鍼・美顔鍼でも広く用いられる技術ですが、鍼管を使わない方法と比較するとややスピードが遅くなることや、鍼の本数に制限が生じることがあげられます。

 

 

 筆者はお客さんの経験、皮膚や筋肉の状態、感覚の鋭さなどを勘案して技術を使い分けるのが望ましいと考えています。

 

 

 鍼を刺入する際の皮膚からの深さもまた、施術者の考えによってさまざまです。部位によっては、そもそも深く刺せないため、あえて斜めにしたりするなどの技術を用いることもあります。

 

 ここからは、技というよりも施術者のセンスについての筆者の経験談ですが、爪や指先のメンテナンスが出来ていない施術者にあたったら残念としか言いようがありません。

 

 皮膚はとても敏感です。爪は伸びていたり指先の指腹がザラザラだと、触診だけで不快な思いをさせられることがあります。特に顔面部はデリケートなわけですから、そういった配慮すら出来ない施術者ということになります。

 

 特に顔面部は刺鍼部位(間隔)が比較的狭く、皮膚面の角度も複雑なので、支えにする指をやや立て気味にすることがあります。多くを語るまでもありませんが、それだけで痛みに似た感覚が生じることもあります。

 

 これらを事前に知る術は残念ながらありませんが、お客さんとして施術を受けている時に気づいたら、我慢せずに指摘してあげるのは双方にとって良いことだと思います。

 

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*リライト:2020年3月2日