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元号が変わる年に大きな変化?

 令和になってはじめての夏は何かと騒々しく感じるのは筆者だけでしょうか?

 

 「元号が変わる時は色々な出来事が起こる」といった分析をする経済アナリストもいましたが、なるほどと思わせる部分もあれば、こじつけに感じることもあります。

 

 今年の1月8日付、東愛知新聞のweb版にこんなコラムが掲載されていました。「日本近代史においては年号が変わる節目に大きな事件、出来事が集中して起こるという特徴を見て取ることができます。例えば、大正から昭和に元号が変わった昭和2年には鈴木商店破綻に象徴される金融恐慌が起き、同4年には「満州某重大事件」に関連し〜(中略)〜昭和から平成に移行するときも平成2年2月に株価の暴落が始まり、日本の不動産価格総額が米国の不動産価格総額の4倍にまで膨らんだバブル経済が崩壊しています〜以下省略。(タイトル「元号が変わる時~大きな変化に備える時代が来ている~」より一部抜粋)」。

 

 現在、日本と関係の深い近隣諸国では、おだやかではない騒動が勃発しています。これも年号の節目に生じる事象のひとつととらえるか否かは受け取る人次第ではないでしょか。

 

 ただ、日本にとって対岸の火事ではないことは明らかです。なぜなら、グローバル社会の現在は政治と経済がこれまで異常に密接に関わっているため、目先は政治的な問題だけに見えても中長期の視点では経済や為替に必ず影響を及ぼします。

 

 そして最終的には市民生活に何かしらの不利益が生じるものではないでしょうか?

 

 話しが思いっきり変わりますが、鍼灸治療における東洋医学的な人体と健康のとらえ方も似ているような気がします。たとえば、気血津液の観点で考えると、いずれかの不足・滞り・過剰は他に影響を及ぼします。

 

 ひとつの問題だけで症状が現れる場合もあれば、いくつかが絡み合ってはじめて病態に現れることもあります。

 

 すなわち、負の連鎖を止めるためには、根本を解決しなくてはならないことは、すべてに共通していることではないでしょうか。

 

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