睡眠は心身の百薬の長!

 今さら、あらためて記述するほどのテーマではありませんが、健康の源は睡眠にあります。

 

 誰もが分かっているけれども、実行できていない人が多いのが実情ではないでしょうか。

 

 ”良い睡眠”の定義は諸説あるものの、深い眠りの状態が大事という見解は変わらないようですね。

 

 すなわち、睡眠時間が長くても浅い眠りが続いているのは、あまり望ましくないということになります。では、何時間が適当かというと、年齢も含めて個人差があるため一概には言えないそうですが、年齢を重ねると短くなっていくものです。

 

 夏の時期、熱帯夜で熟睡出来ないと訴える人が増えます。しっかり睡眠を取らないと心身に悪影響を及ぼします。人間の身体は、睡眠中にさまざまな”修復活動”が行われています。その中でも自律神経は、自分の意思でコントロールすることが出来ないだけに、身体を休めている時にこそ、しっかりと”お休みモード”に作用してもらわないといけません。

 

 クーラーをつけっぱなしにすると身体に良くないと言われています。しかし「切タイマーを設定すると逆効果のこともある」と唱える有識者がいました。その根拠が自律神経の働きがあるというのです。

 

 自律神経の役割のひとつに体温調節があります。睡眠中に室温が高くなると、人体には体温を下げる働きが生じます。寝ているので意識にはのぼらないものの、生命維持の機能レベルでは本来ならばゆっくり活動すべき時間帯にもかかわらず、せっせと働かされることになるのです。

 

 だから、クーラーで切タイマーを設定するよりも、身体を冷やしすぎない程度のやや高めの温度設定にしてかけっぱなしにした方が、身体には良いというロジックを唱えている有識者がいました。

 

 ちなみに、筆者も試してみたところ、朝の目覚めがよかったです。27度と高めの温度設定だったため、目覚めたときは身体がすこしベタつく感じでしたが、寝苦しさはありませんでした。ただ、個人差はあるでしょう。

 

 電気代がもったいないなど、人それぞれの考え方があるので推奨するつもりはありませんが、心身の健康保持を睡眠に求めている人ならば、試してみる価値はあるかもしれません。

 

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