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美容鍼と顔面部の痛み

  美容鍼・美顔鍼を希望する患者さんは、しわやむくみの改善といった肌メンテナンスも含めた文字通り「美容・美顔」を目的にする方と、「顔面部の痛みやコリ」を愁訴にする方に大別されるというのが筆者の経験です。

 

 顔面部の知覚を司る神経に三叉神経があります。三叉神経は眼神経、上顎神経、下顎神経の3つに分枝します。そのうち運動神経を含むのは下顎神経で噛む動作にかかわります。

 

 顔面部に生じる痛みで代表的なものには三叉神経痛があります。三叉神経痛による痛み方や患者さんの痛みの表現はさまざまですが、顔面を触るだけでも痛むようであれば、まずは医師に相談してしっかりと検査を受けるべきです。さらに、原因が特定できない非定型顔面痛などもあるため、持続したり歯の噛むだけでも痛みが生じる場合には医療機関に相談すべきです。

 

 

 口角を上げるなど表情筋を動かす時だけに生じる「鈍い痛み」と違い、たとえば三叉神経痛の場合「電気が走るような」「ツーンとした」などが痛みの表現として例えられることがある通り、顔面部の痛みもさまざまです。

 

 鍼治療において顔面を施術部位にする愁訴には顎関節症、顔面神経麻痺、鼻閉など鼻の症状、ストレス解消、目の疲れ、頭痛などがあります。当院では美容鍼・美顔鍼を治療の観点でとらえているので、顔面部に生じる違和感などがあれば、それに合わせて刺鍼部位を調整するなどもしています。

 

 

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*リライト:2020年2月27日