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美容鍼, 生体反応に効果期待

 美容鍼の施術効果について、さまざまな考えや理論があるものの、科学的根拠が多くないのも事実です。

 

 しかし、美容鍼に限らず、また医学の東西や新旧を問わず「治療」のすべてが科学的根拠に基づいているとは限らないということは、これまでにもブログでお伝えしてきました。

 

 美容鍼において、筆者が特に納得している治療概念のひとつに「創傷治癒(そうしょうちゆ)」があります。

 

 創傷治癒とは、簡単にいうと傷を治そうする生体反応です。傷の大小にかかわらず傷は傷ですから、生体には修復しようとする反応が生じます。そこには成長因子の働きが欠かせません(たとえば、血小板が放出する成長因子には血管内皮細胞の増殖・新生創傷治癒促進、組織修復、コラーゲン産生、ヒアルロン酸産生、細胞増殖などがあるとされています)。

 

  「肌をきれいにするために、肌を鍼で傷つける」とは、一見矛盾しているように思われるかもしれませんが、たとえば肌のターンオーバーからも分かる通り、皮膚は角層(角質層)で最終的には垢(アカ)になって剥がれるものです。裏を返していえば、垢(アカ)としてちゃんと剥れた方が良いのです。

 

 このように、皮膚の細胞には一種の「スクラップ&ビルド」に似た概念があるのではないかと筆者は考えています。

 

 人体は、細胞や組織の働きを促すことで健康な状態を維持できることが多く、物理的あるいは外部からの刺激が有益な場合があります。健康な肌を保つために、スキンケアメニューに美容鍼を取り入れてみてはどうでしょうか。 

 

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*リライト:2020年2月17日