頭痛や目の疲れに効果があるツボは数多くあります。ここで筆者が紹介するツボは「眉衝(びしょう)」と「曲差(きょくさ)」です。
筆者の経験では、頭痛、目の疲れ、鼻づまりのいずれにも効果が期待出来ます。
眉衝の位置は、前髪の生え際で、左右それぞれの目頭の位置を上に辿っていった部分との交点にあたります。
曲差は眉衝の指1本分外側(耳側)です。
この2ヶ所(左右あわせて4ヶ所)を指先で押すとツーンとした痛みを感じるでしょう。
頭部は、ぶつけたわけでもないのに、軽く押しただけで痛みや違和感を感じることがあります。医学的根拠はさだかではありませんが疲労やストレス、循環障害が関わっているのではないかと筆者は考えています。
また、指圧よりも鍼での刺激をおすすめします。指で圧をかけている間、痛みを辛抱しなくてはいけませんが、鍼の場合は一瞬だけで、鍼をそのままにした状態の治療法(置鍼)や電気刺激をあたえる「低周波鍼通電療法(別名、パルス鍼)」をします。
頭部にはその他にもさまざまな効果が期待できるツボがいくつもあり、頭部に鍼をして治療をする「頭皮鍼」というものもあるぐらいなんです。
【関連リンク】
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*リライト:2020年2月5日